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「ヒヤリ」の対策でトラブル防止?安全性向上のためのホース選定とヒヤリハット防止策を解説

ホースドクター

安全な作業環境を確保するためには、ヒヤリハットや事故の防止が重要です。ヒヤリハットとは、事故になりかけたが、幸いにも大きな事故には至らなかった事象を指します。この「ヒヤリ」とした経験をしっかり記録し対策することが、重大な事故を防ぐ鍵となります。今回はトラブルを未然に防ぐためのホース選定とヒヤリハット防止策についてホースドクターが解説します。

このページのポイント

  • ヒヤリハットの原因と防止策:ヒヤリハットは設備の不具合やヒューマンエラーが原因。メンテナンスと5S活動で対策可能。
  • ホース配管における注意点:使用条件や用途に合わないホースは重大事故の原因。正しいホースの選定と定期点検が必要。
  • 「声かけ」と「指さし確認」の重要性:声かけと指さし確認を徹底することで、ヒューマンエラーを減らし事故を防ぐ効果がある。

ヒヤリハットの発生原因と防止策

さてここでホースドクターから皆さんに問題です。

ヒヤリハットが工場の作業現場で発生する主な原因はどれでしょうか?下記のA,B,Cからお選びください。

A. ヒューマンエラー
B. 設備の老朽化や作業環境の不備
C. 作業者の増員による負荷分散

正解は A.ヒューマンエラー B.設備の老朽化と作業環境の不備 です。

下記にて詳しく解説します。

ヒヤリハットの原因は大きく2つあります。1つは「設備の不具合」や「作業環境の不備」、もう1つは「ヒューマンエラー」です。設備の老朽化による誤動作やメンテナンス不足は小さなトラブルを引き起こし、作業環境の整理整頓不足も事故の原因となりえます。これに対し、定期的なメンテナンス5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の徹底が有効です。また、ヒューマンエラーとしては、作業中の油断や思い込み、情報共有不足が挙げられます。これらは、「声かけ」や「指さし確認」を徹底することで防ぐことができます。


ホースに関連するヒヤリハット防止

ホース配管においても、ヒヤリハットは発生します。用途や使用条件に合わないホースを使用すると、接続部からの漏れやホースの劣化による破損が起こりやすくなり、最終的には重大な事故につながる可能性があります。特に、使用圧力や温度に適合しないホースを使うと、破裂や膨張などの危険性が高まります。ホースの選定時には、流体の種類や圧力、温度条件をしっかり確認し、それに合ったホースを選ぶことが必要です。また、定期的な点検とメンテナンスも欠かせません。

「声かけ」と「指さし確認」の重要性

作業中の「声かけ」は、複数人での作業時にお互いに注意を促すための有効な手段です。例えば、機械を動かす前に周囲にいる作業者に声をかけることで、機械の動作範囲に入るリスクを未然に防ぐことができます。また、「指さし確認」は、自分自身が確認すべき対象に指を差しながら声を出して確認することで、ミスを防ぐ効果があります。このような手法を習慣化することで、ヒヤリハットの発生率を大幅に低減させることができます。

安全性向上のためには、ヒヤリハット事案を些細なことと見なさず、適切な対応と防止策を講じることが必要です。特に、ホースの選定や定期的な点検、作業中の「声かけ」や「指さし確認」の徹底が事故防止に大きな役割を果たします。

弊社ではお客様のご使用条件に合った最適なホース選定やご検討の方に無料でホースのお試しサンプルのご提供を行っております。

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※条件をお聞きしてサンプル提供をお断りする場合があります。

以上、安全性向上につながるホース選定とヒヤリハット防止策について解説してきました。

その他お問い合わせ、ご相談はトヨックスお客様相談室までお願いいたします。

フリーダイヤル:0120-52-3132

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