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トラブル防止と安全性向上に必須!適切なホースニップル(継手)の選定と取り付け方法を解説

ホースドクター

ホースニップル(継手)には様々なサイズがあり、どのサイズを選んだらいいのか迷った経験はありませんか?

ホース配管の安全性と作業効率を向上させるためには、適切なホースニップル(継手)を選び、正しく取り付けることが重要です。ホースニップル(継手)のサイズが合っていないと、流体漏れやホース抜けが発生しやすくなり、作業時間の増加や生産性の低下を引き起こします。

また、継手にホースが入りにくいといったようなお悩みもよくお伺いします。今回は適切なホースニップル(継手)の選び方と、取り付け時のポイントについて解説します。

このページのポイント

  • 適切な継手サイズの選定が重要:継手が大きすぎるとホースを傷め、小さすぎると流体漏れやホース抜けの原因になる
  • 取り付け方法の工夫で作業効率アップ:継手が入りにくい場合は、ホースを温めるなどの工夫で作業負荷が軽減される
  • 専用継手の活用でトラブル防止:専用継手を使用すると、流体漏れ・ホース抜けの防止や取り付け作業時間の短縮が可能になる

ホースニップル(継手)のサイズが適正でないと起こるトラブルとは?

まずは知っておいてほしい、継手のサイズが不適切なため起きるトラブルについてご紹介します。

竹の子ホースニップル(継手)のサイズはホースと比較して大きすぎても、小さすぎてもトラブルの原因になります。

さてここでホースドクターから皆さんに問題です。

継手が大きすぎる場合に起こりやすい問題は下記のどれでしょうか?
下記のA,B,Cからお選びください。

A.ホースの内管を傷つけ、補強糸が切れる可能性がある
B.圧力がかかった場所からホースが抜けやすくなる
C.流体が流れなくなることで作業効率が悪くなる

正解は A. ホースの内管を傷つけ、補強糸が切れる可能性がある です。


ホースの内径に対して大きすぎる場合は、無理に差し込むことで結果的にホースの劣化に繋がります。


【継手が大きすぎる場合】

無理に差し込むことでホースの内管を傷つけ、補強糸が切れる可能性があります。

ホースの寿命を縮め、ホースの破裂やパンクにつながる。

また作業効率が低下することも挙げられます。特に多くのホースを継手に取り付ける場合は、多くの作業時間と労力が必要です。

【継手が小さすぎる場合】

ホースと継手の間に隙間ができ、圧力をかけた際にホース抜けや流体漏れが発生しやすくなります。

ホースバンドで強く締めても密着が不十分になり、長期間の使用に耐えられないケースが考えられます。

適切なホースニップル(継手)のサイズを選ぶ方法とは?

適切な竹の子ニップル(継手)サイズを選定することが非常に重要です。

しかし、市販のホースニップル(継手)は樹脂ホースだけではなく、ゴムホースなど様々なホースにも対応しているため、継手のサイズが若干異なります。

そこで弊社では、例えばホース内径が22mm~75mmの場合、竹の子部のサイズはホース内径の5%アップを推奨するなど、ホースサイズを基準に適切な継手サイズの選定をおすすめしています。

また、樹脂ホースは竹の子ニップル部が鋭利すぎるとホースの内管を傷つけ、流体漏れやパンクの原因になるため、適度に丸みを持った継手を選ぶことも推奨しています。ニップル部の山の丸みについても0.3Rをおすすめしています。

詳細は下図をご参照ください。

竹の子ニップルの末端部分の注意点

鋭利になっている場合                                0.3R以上取ってください

竹の子ニップルの末端部分に適度に丸みがないとホースバンドで締め付けた時にホースの内管を切ってしまう恐れがあるため、多少丸みのある継手を選んでください。

ホースと継手の取り付けで重要なこと

適切な継手を選んだとしても、取り付け方法が不適切では安全性が確保できません。以下のポイントを押さえて継手を選定しましょう。

ポイント:

ホースサイズに適した継手の外形サイズを選定すること。継手サイズは様々なものがあります。ホースの内径は様々なので、それぞれに適した継手を選定することが必要です。

②継手が入れやすく流体漏れなどのトラブルを防ぐホース配管にするには、ホースメーカーが自社のホースサイズに合わせて設計された専用の継手を使うことをおすすめします。弊社のホース継手「トヨコネクタ」は作業を標準化させるだけではなく配管作業時間の短縮、高い省エネ効果など導入メリットの多い商品です。詳細は下記画像をクリックし製品情報を特設ページよりご確認ください。

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■電気使用量の変化など省エネ観点の比較動画はこちら

【省エネ比較】トヨコネクタ vs ホースニップル(竹の子継手)/ 継手で電気使用量が変わる?

継手が入りにくい場合の対策

竹の子ホースニップル(継手)を使用で、特に入れにくい大口径サイズは下記方法をお試しください。

継手に挿入する部分のホースを60℃程度の温水で温め、柔らかくし挿入する。

上記方法である程度の入れにくさは軽減されます。

より具体的な手順をご覧になりたい方は、下記動画にてご確認ください。

【太物ホース】太いホースが入りにくい時の対処方法

入れにくい継手を使い続けるのは、作業効率を下げるだけでなく、メンテナンス性を低下させる原因にもなります。使用条件に合った最適なホースを選択するとともに、適切な継手を選択することであらゆる問題の解消に繋がります。弊社では、お客様の使用環境に適したホースと継手を提案するサービスを提供しています。

ホースや継手の選定に疑問やお悩みがある際には、下記会員登録をしていただくとWEB問い合わせの他、各種サービスを受けられます。

WEBサイト会員登録

無料会員登録で各サービスが受けられます。

以上、適切なホースニップル(継手)の選定と取り付け方法について解説してきました。

その他お問い合わせ、ご相談はトヨックスお客様相談室までお願いいたします。

フリーダイヤル:0120-52-3132

Web 問合せは、こちら