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レバー継手の外れを防止する方法とは?外れの原因と対策方法を解説

ホースドクター

レバー継手(代表例カムロック)は両側に設けられたレバー(アーム)を操作することで継手の着脱が行えます。

耐久性が高く、様々な流体の搬送・輸送に用いられ、多くの現場で使用される一方、「しっかり接続したのに外れる」といったトラブルに関するお悩みの声を聞くこともあります。

レバー継手が外れると、流体漏れによる生産停止や原料ロス、清掃作業の増加など、現場に大きな影響を与えます。漏れが多いほどそれにまつわるトラブルが深刻化するため、原因の把握と対策は重要です。

本記事では、レバー継手の外れ原因と具体的な対策、正しい使用方法を分かりやすく解説します。

このページのポイント

  • レバー継手外れの原因は「振動・衝撃・劣化・締め不足」など、いずれか(または複合)で発生する
  •  紐や針金での固定は誤った対策で、新たなトラブルを招く
  •  ロック機構付き継手の使用+適切な点検・選定が有効な外れ対策になる

レバー継手とはどんな継手?

レバー継手とは、アダプター(オス)とカプラー(メス)をはめ合わせ、両側のレバー(アーム)を締めることで固定するタイプの継手です。

レバーを締めたり緩めたりすることで簡単に取り外しができる、確実に接続できるというメリットがあります。

レバー継手には、ホースと接続するものや機器や設備、配管材に接続するタイプがあります。アルミ、ステンレス、ポリプロピレン、ブロンズ(青銅)などの各種素材で製造され、用途や流体に合わせた材質の選定が可能です。

また、液体・粉粒体・気体など幅広い流体の搬送に対応し、食品・化学・製造など多様な現場で使用されています。耐久性が高く、安全性の高い継手として普及しています。

なぜ「しっかり接続したはずなのに」外れるのか

レバー継手は本来、正しく接続されていればレバーを操作しない限り外れることはありません。しかし現場では、以下の要因によってレバーが緩み、外れにつながるケースがあります。

① 振動や衝撃によるレバーの緩み

設備の振動や作業中の接触により、レバーが少しずつ開きロックが外れるケースです。よくあるのが、継手付近での作業時に衣服や工具がレバーに引っかかるケースです。わずかな接触でもレバーが開いてしまうと保持力が低下し、そのまま外れてしまいます。

また、激しく振動するような装置や配管での使用は注意が必要です。

② 部品の劣化・摩耗

着脱頻度が高く長期間使用されている場合、レバーの接続部での摩耗や流体の影響、接続の圧力によりガスケットが劣化しやすくなります。これらが原因でホールドする力が弱まり最終的には継手が外れてしまうこともあります。

長期間使用している場合は、見た目に問題がなくても交換が必要な場合があるため、こまめな点検作業が必要です。レバー部が緩くなっていないか、摩耗していないか、ガスケットが劣化していないかを定期的に確認しましょう。

③ 不適切な取り付け・締め不足

取り付け時にレバーの締めが不十分だったり、適合しないタイプの継手を使用していると、保持力が低下し外れやすくなります。レバー継手は各種あるので、流体や使用条件に合わせて選定してください。また、流体漏れや電食防止のため同一メーカー、同一材質同士の接続をしてください。

さて、ここでホースドクターから皆さんに問題です。

レバー継手の外れ対策について誤った対策はどれでしょうか。

A.ロック機構付き継手を使用する
B.レバーを針金で固定する
C.ガスケットを定期交換する

正解は B.レバーを針金で固定する です。

 後程、詳細を解説します。

現場でよく見られる「間違った外れ対策」

現場では「外れ防止」のためにレバーを紐や針金で固定する方法も見られます。確かに、レバーは動かなくなり、予期せぬレバー継手の外れは発生しなくなるでしょう。しかし、この方法は本来の使用方法とは異なり、以下のような問題があります。

・作業ごとに外し再固定が必要で時間がかかる

・無理な固定により継手の部品に悪影響を及ぼす可能性がある

・緊急時にすぐ外せず安全性が低下する

このように、一時的な対策はかえって新たなトラブルの原因になります。

紐で縛り固定する様子

外れを防ぐ正しい対策とは

レバー継手の外れを防ぐには、「レバーが緩まない仕組み」を取り入れることが重要です。

有効な対策として、ロック機構付きのレバー継手があります。レバーを締め切ると自動でロックがかかり、ロックを解除しない限りレバーが動かない構造です。

これにより、振動や接触による緩みを防ぎながら、必要なときにはワンタッチで解除できるため、安全性と作業性の両立が可能になります。

また、リング式のロック機構もありますが、作業時に邪魔になることがあるため、自動ロックタイプの方が使いやすく安心です。

こういった継手を導入することで、紐で縛るような対策も不要となり接続の切り替えもスムーズに行え、生産効率アップとメンテナンスコストの削減にもつながります。

レバー継手の外れ対策には、使用条件に合った継手選定が欠かせません。

以下の点を意識して適切な継手を選び、使用しましょう。


・同一メーカー・同一規格の製品を使用

・流体や使用条件に適合したタイプを選定

トヨックスでは、ロック機構付きのレバー継手(ツインロックタイプ)をはじめ、安全性と作業性を両立した各種レバー継手をラインアップしています。

レバー継手(ツインロックタイプ)

ツインロックと表示がある製品をご確認ください。


レバー継手の外れや配管でお困りの際は、トヨックスのお客様相談室へぜひご相談ください。

弊社WEBサイトにて会員登録をすることでWEBでの問い合わせが可能です。

また、証明書やカタログのダウンロードなど各サービスが受けられます。

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以上、レバー継手の外れ防止対策について解説してきました。

その他お問い合わせ、ご相談はトヨックスお客様相談室までお願いいたします。

フリーダイヤル:0120-52-3132

Web 問合せは、こちら